vinly hair salon
2018年4月19日3 分
《紫外線について》
1年間通してみると、季節によっても紫外線の強さは様々です。
気象庁によると、1年間で紫外線量が多いのは7~8月とされています。
一般的に夏が紫外線量が多いのです。
また、よく「5月が紫外線が多いのでは?」と言われていますが、これは梅雨の時期に多くなるUV-A領域の紫外線と考えられています。
気象庁が観測しているのはUV-B領域の紫外線になるので、種類が違うのです。
下記ではUV-A、UV-B、UV-Cの紫外線の種類についても解説しています。
紫外線には UV-A波 UV-B波 UV-C波 の3種類あります。
地上に届くのはA波とB波のみで、C波はほとんど届きません。
ただし、オゾン層の破壊によって、非常に有害なC波も、最近ではわずかに地上に届いていることが報告されています。
UV-A波 エネルギーは弱いがジワジワと肌の奥へ浸透します。
日光に含まれる光の量としては、A波の方が10~100倍も多いといわれますので、エネルギーが弱くてもA波の影響はやはり無視できないものといえます。
また雲を透過しやすいので、くもりの日でもA波の照射量はあまり減りません。
①UV-A波が体に及ぼす影響・・サンタン(皮膚が黒くなること)、シワ、シミ、たるみ、コラーゲンの老化や皮膚ガンなどを引き起こす
②UV-B波 皮膚がんのもっとも原因になる紫外線。それ以外にも白内障を引き起こす原因でもあります。 エネルギーが強く、火ぶくれなどの強い日焼けを引き起こす可能性もあります。 夏場の晴天時にもっとも降注ぐため、注意が必要。
UV-B波が体に及ぼす影響・・皮膚ガン、白内障、シワ、シミ、コラーゲンの老化、感染症
ある日突然できるシミ。シミはここ最近に浴びた紫外線のせいでできているものではありません。
生まれてきてからずっと浴びてきた紫外線の積み重ねが、シミとなって突然現れるのです。
肌の奥には、紫外線貯金箱があって、そこに毎日わずかな紫外線でもすべて貯金されていきます。
いつか貯金箱がいっぱいになったとき、あふれ出すようにシミができてきます。
「ちょっとの外出だから、素肌のまま出かけちゃおう」 「洗濯物を干すだけだから、いちいち日焼け止めなんか塗らなくても…」 などという油断が、少しずつ紫外線貯金箱を増やしていきます。
絶えざる日々の紫外線対策以外に、美肌を守る道はないのです。
「少しは日に当らないと、骨が弱くなる」という人がいるようですが、わざわざ骨のために日光に当たるということは必要ありません。
紫外線によってビタミンDが活性化され、これが骨をつくるときに必要であるのは事実です。
日本では、どんなに日焼け止め化粧品を塗っても紫外線を完全に防ぐことは不可能です。
外に出るからには体のどこかに少しは紫外線があたりますが、そのわずかな紫外線でもビタミンDの活性には充分なのです。
紫外線のメリットはこのビタミンDの活性化のみで、あとは皮膚の老化、皮膚がん、目の白内障など人体にとってよい作用はありません。
紫外線は人間にとって有害性が強く、お肌や健康に悪影響があるといわれています。
紫外線は、ほとんど百害あって一利なしと言えるのです。
子供からお年寄りまで、できる限り当らないようにするのが賢明です。
毎日の紫外線対策が今後の自分の健康に繋がっていきます。
しっかりと紫外線対策を行い少しでも紫外線を浴びない生活を心がけていただくことをおすすめします。
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